2016/10/27 Thu 00:29
短詩

 
 
1、
太陽の下で微笑む君を見ました僕には眩しすぎて目を閉じました。

2、
瞳を閉じた先の暗闇に君は い ない

3、
最期に呼びたかった君の名は、赤い湿り気を帯びて音にならず 消えた

4、
お前の優しさで僕を殺して

5、
戻れない昨日、救いたかった温もりは僕の手をぬるく染めた

6、
雪が溶けるように君も白く 透明になった

7、
存在しない声の価値

8、
ひたむきな冷たさに愛を、どう ぞ

9、
ありきたりな言葉

10、
お前の幸せを願えるような上等な人間にはなれなくて俺はその華奢な首筋をなぞって、そして
 
 


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