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深紅に染め、雨音だけが静かに響く。

『鬼さん、こちら…手のなる方へ』

魔界で暮らしていた頃は楽しく走り回っていたっけ。
鬱蒼としており、何処を走り回っても広がる暗澹な世界。ねっとりとした空気が漂っている。

「…実際、知られたくない歴史は何処にでも存在するんだよね。それが、汚い事だと把握していても…皆、目を逸らすだけ」

「そいゆう世界を創り上げたのも…また、神々で御座います。人の世がそうである様に。天神界も…異物が反乱を起こせば、悪の根源になります!」

僕の目の前で爽やかな笑みを浮かべる翔也は、的確な応えをした。
何千年と見てきた光景だ。創り上げ、壊していくのも人であり…神々である。

「ふふっ。悪の根源か…。だとしたら、僕はどれだけ悪どいんだろうね…」

裏切り者を沢山殺ってきた自分は、紅い色しか知らない。
否、血色に染まりまくっている。
斬った感触や広がる臭いすら快楽の嗜好と考えてしまうくらいだ。ぞくせぞくと身体が疼いてしまうのは、長年培った謂わば…欲求。
深紅に彩られる姿は中々の芸術なのだ。


「隗坊っちゃま…顔がにやけてますよ。一体、何を想像してるのですか」

「―…死にゆく者達の姿だよ。斬られて飛び散る鮮血、広がる生臭い匂い。死ぬ間際に魅せる恍惚とした表情。何れも…美しい芸術どなって思ったんだ…」

「相変わらず、悪趣味で…」

「でもね、雨音が…その度響き渡るんだよ。静寂な時間が流れると言うのかな…」

「はぁ?」

殺す度、外は酷く荒れる…。

リハビリのつもりで…

こんにちわ♪

最近、絵を描いてないから手が鈍ってしまっているので。
リハビリがてらにペンで描いてみました。

ん…
久しぶりに描くと自分の画風がぱっとしませんね( -。-) =3

描くなら、がっつりといきたい!!!

しかし、描く為の道具が実家にあるから無理だ…orz

そういや…

私情でゴタゴタしていた分、絵を全然描いてなく。
久しぶりに描いてみようと…

ガリガリやったけど。

駄目だわ…orz

感覚取り戻すの難しそう。

っていうか、ペン入れしたままのイラスト…父親の所にあるんだよなぁ。
取りに行かなきゃだわ(-_-;)
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