ピューゼット湾のサマーズアイルで少女が行方不明になる。その島は電気も電話も引かれていない一般社会から隔絶された島。島民はみな何かを隠している。
元婚約者の頼みで少女の捜索に訪れたエドワード・メイラス(ニコラス・ケイジ)は、なんとかして少女を助け出そうとするが―…。
70年代の同名映画をリメイクしたサスペンスホラー。


これは…良かった!
これは…良かった!!!
いやいやいや、良かった!!!

島の文化やしきたりを不気味に示唆するセリフ回しがたまらない。絶妙。いい。好き。リメイク元の映画もDVD化されているそうなので、ぜひ観たい。
日本では“コケた映画”の印象が強いですが、いやいやまったく、傑作ですよ!ラストはいい意味でぽかーん。言葉を失いました。

確かに非人道的な文化ではあるんだろうけど、ああいう文化が根付いているなら仕方ないかな。
いや、でもエドワードの言う通りあそこもアメリカ合衆国の一部だから、アメリカの法律が適用されるべきとも言えるんだろうね。でも、その結果文化を殺してしまうなら、どっちも良し悪しだなぁ。

AMAZONの作品紹介では『カルト映画』となっていますが、私はカルト集団と言うより「こういう文化を持った民族の自治区」として鑑賞しました。
ただ、一般的に見るとやはりカルトなんでしょうね。文化として受け入れるには抵抗のある風習だと思う。



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