話題:今日観た映画


先日借りたDVD見ました。
博士と彼女のセオリー。
物理学者のスティーヴン・ホーキング博士の実話。
ALSと診断されて、余命は2年と宣告されても
彼はまだ生きている。
本当に、命の限界はどこにあるのかと感動させられます。
2時間以上の映画だったけれど、すごく面白かった。
自分の職場は、神経難病をもつ人も多い。
いまだに、身近な疾患ではないけれど
私はこの3年ですっかり身近な疾患になりつつあります。
ALSも然り。
本当に、博士を演じていた役者さんはすごいと思いました。
表情の作り方や、目や眉、口や指先の動かし方まで
本当に表現力が豊かでいて、ALSを患っている人を
良く知っていると思いました。
観て正解でした。
最後、妻のジェーンと成長した子供たち3人をみて
「見て、ぼくらの結晶だ」って言って子供たちを2人が
改めて見守るの。
いつの間にか、成長していた子供たちを見て
涙が溢れました。
余命2年と宣告されて、彼は何年生きているのだろうっって
驚きましたしすごく嬉しかったですね。
最後は、亡くなってしまうのだと思っていましたから
エンドロール前の字幕も驚きです。
難病に侵されているのに、まだ研究しているだなんて
本当にすごいです。



少し前までは、こういった映画はすきではありませんでした。
正面から病気と闘うような、生死と向き合うような
お話は気持ちが暗くなるとばかり思っていましたので。

だけど、自分がこの職業に就いて
たくさんの病気と出会って、その分たくさんの人と触れ合って
見方が変わった気がします。
それでも、あまり進んで観る気にはならないかもしれませんが。
だけど、以前のような後ろ向きな考えは少し無くなったと思います。

きっと、前は生と死に関する私自身の考え方が
本当に極端だったのかもしれません。
もっと生と死を身近に感じれるようになった(良い意味で)
のかもしれません。
仕事の延長になってしまうから嫌だけど、
この職場で働いているからこそ、こういう映画を見て
今回の様に思えるのだと思うと決して悪い気はしませんね。




では
おやすみなさい。