……………………………………………

あと少しだけ隣にいさせて 夜の帳がおちてくそれまでは







泣かない、けど、泣きそ



いつも通り、
午後の仕事前に
休憩室から外に出ながら長門くんと


『なんか楽しいこと、ないですか?』

「え、それ、私のセリフなんですけど笑」

『先週、誕生日だったじゃないですか
誰か祝ってくれました?』

「…誰もいませんねぇ
祝ってくれるひとなんていませんよ笑
でも長門さんが言ってくれたから
私はそれでいいんです
来年も言ってくださいね!」


そう、言ったん

したらさ

『来年は俺、ここにいない、かも…』

時がとまった

「……は、え?
辞めるんですか?」

『いや、ここじゃないとこに
行くような話があって…』

「そこ(道挟んだ仕事場)?」

『じゃなくて、あっち』

あっち、って
長門くんちの方じゃんか

遠いんですけど!!

「や、なにそれ!
ちょっと待ってよ!
私、きいてないんだけど!」

私の焦りっぷり見て、
長門くん、笑ってた

その後仕事部屋にすぐ入ったから
長門くんと話してないんだけど

私、仕事どころじゃなかった

もう、会えなくなっちゃうんかな、って
マジで泣くのこらえた

や、むり
ほんと、むり

仕事だから仕方ない
会えなくなるのも
話せなくなるのも、仕方ない

けど今の私には
番号もメアドもしらなくて
繋がる術を持ってないから

長門くんがいなくなったら
二度と会えなくなって
話せなくなっちゃうんだ

そこで、終わり

やだ、そんなの

長門くんと出逢えて
長門くんすきになって
やっと、なかよくなれてきたのに…


あいつみたく

長門くんもいなくなったら、やだ

私には、たえられない


長門くんいなくなったら

私はどうなるんだろう


叶わない片想い。


ReAct / 初音ミク・鏡音リン・鏡音レン




15/01/27 20:46
comment(0)

……………………………………………

* ←・・top・・→ #


-エムブロ-