2011/11/28 Mon 21:36
散詩

 
 
    深海で泳ぐ鯨の群れの中

  波打つ泡沫の夢に微睡む


  揺らめき空に昇る気泡を

   撃ち落としたのは真昼の鴉


    木漏れ日の誘う夢幻の空は

  太陽の燃え滓が叶えた絵空事


  霧散して雨に溶けた破片

   刺さる眼に翳す現


    交わす目醒めは私との別れ
 
 


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