ログイン
2011/11/28 Mon 21:29
散詩
風に飛んだ蝉の抜殻
囀る鳥は蛙を想う
青に浚われていったのは
遠すぎた何時かの記憶
廻る手紙は硝子に隠れて
奏でた鈴の音は宵に羽ばたく
掠れた声を聴く蛙の耳
赫い雲に泣いた影は
夕闇の空蝉が運んだ過去
コメント(
0
)
back
next
[このブログを購読する]
このページのURL
[Topに戻る]
-エムブロ-