わたし、「素直」ってできない
素直になって、思うがままにできたらなぁと何度も何度も何度も思った
あまあまな女の子だ
チョコレートよりもあまい
頭んなか溶けちゃってるんだ
寒い寒い言える季節が大好き
オリオン座の下で
足音がふたつあれば尚更
手を繋いで、影はひとつでね
そんな季節だから好き
澄んだ空気を吸うと中の方まで洗われたような錯覚に陥って、とっても素敵で残酷
タイムリミットがある生活
あと数週間
本当はもうどうしていいかわかんない
雪降らないかな
もうなんか自分の好きに生きようと思った。ああ既に自分の好きに生きてるけど、人のために笑ったり喋ったりしょうもないことはやめたやめた。
「忘れる準備」を始めた。
キライになる準備。少しでも悲しみが減るように。今まで生きてきた短いくだらない歴史の中で学んだことを活かそうと思った。
人には別れが必ずあるから、少なくともわたしのちっちゃな世界にはあるって知ってるから、もう泣いて縋ったり、運命を呪ったりしないように、わたしがわたしで決めた。
頭おかしいと思う。わかるそんなの。自分でも正気かよって思う。幸せを自分で壊すなんて正気なわけない。
でも決めた。
わたしには幸せは重い。
そして、こわいもの。
遠い距離になった時、相手を信じ続ける自信はない。経験論。わたしには出来ない。毎日毎日不安で仕方なくなるに違いない。
それから、相手についていく為に上京するなんて、プライドが許さない。くだらないプライドが、許さない。お前とわたしはライバルなんだから。わたしが上京するのは、わたしの為に必要なときだけ。
だから、
突き放した。
まだまだ子犬のような弱い人間をわたしはずたずたにして、ポイッとわたしの中から閉め出すことにした。
わたしは本当に非道い。
ごめんね。
そして、強く生きて、しっかり勉強して、わたしのライバルなんだから、わたしに負けないで、自分に負けないで、頑張ってね。
わたしは負けないからね。
さようなら。