フラット「あのさ」
ルシア「なにかな?」
フラット「泊まりに来いって言うのは……まあこの際よしとして。なんでお前の部屋で寝ないといけないわけ?」
ルシア「……親睦を深めるため、とか」
フラット「深いわ既に!違うそうじゃない、俺が聞きたいのは何故お前のベッドで添い寝しなきゃならんのかって事だよ!」
ルシア「だっておっきいから二人でも余裕で寝れるよ?寝返りだって出来るよ?ほら枕だってこんなに」
フラット「ぼろい布団とかでいいから別途用意しろ」
ルシア「え、布団ってあれでしょ。地べたに寝るための物でしょ?」
フラット「地面近い方が安心できるだろ」
ルシア「ここ結構上の階だよ」
フラット「そういう意味じゃない」
ルシア「大体安心できるって、お兄ちゃんと一緒の方が安心できるでしょ!地面なんかに負けない安心感あるよ!!」
フラット「ねえよ。むしろ出来ねぇよ」
ルシア「……む、昔は私が居ないと寝付けなかったのにぃ……!」
フラット「ない!!!そんな事なかった!!!!!」
ルシア「それに違う部屋に泊まったら夜中に……げほっ!?」
フラット「……あ。やっちまった……。まあいいや、客間借りよう」
添付とはほぼ関係ない会話文
キタル「おひさしぶり?」
トイロ「お久し振りではありますが初めましてでも問題ないのです」
キタル「あ、やっぱり会った事はあるんだな。えっと、コール様は?」
トイロ「只今お出掛け中なのです。……兎色が伺える事はあるのですか?」
キタル「いやー、なるべくなら直接お伝えしろと言われてるんで……。あんまりお忙しいようなら出直すわ」
トイロ「もうすぐ戻って来られるはずなのです。お茶でも飲んで待たれるといいのです」
キタル「んじゃ、待たせてもらいます」
トイロ「お茶を淹れてくるのです」
キタル「……あんた真面目な人?」
トイロ「たまにそう言われるのです」
キタル「だよな、なんか真面目でめんどくさそう」
トイロ「貴方は失礼なのです」
キタル「ああ気を悪くしたなら謝るよ、いきなり悪い。いっつも口煩いのがそばにいてさ、そいつと似た雰囲気だったから、つい」
トイロ「その方はきっと気苦労が絶えないのです」
キタル「こないだストレスで胃に穴が開いたとか言ってたよ。まあ俺だけのせいじゃないけど」
トイロ「貴方と話してると兎色まで胃に穴が空きそうなのです!兎色も色々忙しいので仕事に戻るのですっ!」
キタル「あー……行っちゃった……。怒らせちゃったかな、ライにバレたらまた説教かぁ。めんどくさー……」
七夕についての個々あれこれ
会話文とはちょっと違います
セノ「一年も離ればなれかぁ……一年に一度だけ会えるなんてロマンチックだけど、当人たちからしたら悲しいお話だね」
恋愛エピソードが気になる系女子
リュセハ「我の願いは強くなることだ!だがこれは自分の力で叶えてこそ……えーと、価値?がある。違うか?……うん?他の願い事?……ご馳走とか?はっ、その手があったか!」
通常運転
シェディ「星に願いをかけるってシチュエーションがかわいいわよねぇ。アタシは特に願い事は無いんだけどね〜、そうね、世界平和なんていいんじゃないかしら。……んん?誰よ今胸が成長しますようにっつったやつは!」
お祭りを楽しむ系
フォル「飾りつけが案外楽しいな。しかし……もっと風になびく飾りは無いのか?なんなら私が用意するからもっとひらひらさせないか!短冊とかもっと長くしてあと薄手の布を(以下略)」
飾りつけに超本気
セージ「うーん……願い事か……。健康……いや豊作……あーでももうちょっとじーさんが優しくなったらてか……いやいや」
願い事が決められない
フラット「はっ。願い事を叶えてもらうとか都合のいい行事ばっか量産すんのな、人間って」
ケチつける
アーク「皆で楽しめればいいよね、こういうのはさ。皆の願い事個性的で見てるだけでも面白いし。ああ、私の願い事は面白くないよ、いつも通りだから」
保護者と見せかけて願い事が黒い
コール「面白いの見つけたんだ、さっき!見てこの短冊、"コールが塵も残さず消え去りますように"だって!ツンデレだねアークは!もちろん私はアークともっと仲良くなれますようにって書いたよ!」
がんばれ
アーク「いやはや寒いね」
フラット「そりゃ冬って寒いから」
アーク「ところで唐突だけどパーティーをするんだってさ」
フラット「……は?」
アーク「若い子達が張り切っちゃってね、役割分担も振られちゃってるよ」
フラット「何を勝手に……俺は不参加だから準備もしない!大体そんな一時の為に準備に時間割くとか信じらんねえ、不毛だ」
アーク「君そんなだから枯れてるとか冷めてるとか言われるんだよ。だから背も伸びないんだよ?」
フラット「背は関係ない」
アーク「ちなみにセージ君は木を調達に行ってて、セノリスさんは飾り付け担当で、リュセハさんは食料を調達に行ったよ」
フラット「……食料、調達?」
アーク「七面鳥の掴み取りやってるんだって」
フラット「掴み取る、ものだっけか……」
アーク「多分違うね。ちなみに私は全員のプレゼント係です。君は料理もしくは女装コスプレだとか」
フラット「ちょっと意味がわからない。なんだその2択おかしいだろ!」
アーク「セノリスさんがノリで買っちゃったはいいものの、冷静に考えたら恥ずかしくて着れなくなったから、じゃあ有効利用をと」
フラット「よしじゃあ久しぶりに腕をふるってやんよ!」
アーク「結構早々に諦めたね」
フラット「生きる上で諦めは肝心だと悟ってるからな」
アーク「枯れてるね!」
フラット「大体お前あいつらに甘くね?」
アーク「そりゃ子供たちには甘くもなるさ。なに?君も私に子供扱いされたいの?」
フラット「絶対ごめん被る」
リュセハ「とったどおおぉぉぉ」
アーク「食材来たね。じゃ、私も買い出し行ってくるよ」
リュセハ「む!気を付けて行ってこいよ!ところでフラット、どうする料理するか!?こすぷれ?するのか!?」
フラット「どう考えても料理一択だろ……」
リュセハ「そうかー!ならば我も手伝うぞ!」
フラット「いい。いらない。むしろ邪魔」
リュセハ「むぐぐむぅ……」
フラット「……あーもう!じゃ味見しろ味見」
リュセハ「むっ!味見は大得意だぞ!我に任せろ」
フラット「ルシアルシア、ちょっとこれ見てみて」
ルシア「なになに、どれ?」
フラット「これ」
ルシア「んん……?なにこれ、木、みたいな……」
フラット「まあ木なんだけど」
ルシア「それで、これがどうしたの?」
フラット「……なんともない?」
ルシア「……と、特には」
フラット「チッ」
ルシア「!?えっ、何か機嫌損ねるような事した!?」
フラット「 ……これはマタタビ科の植物。で、猫をでろんでろんにする成分も持ってるらしいから」
ルシア「いや、いくら何でも猫じゃないんだから。……ところでお兄ちゃんをでろんでろんにしてどうする気だったのかな〜?」
フラット「……ああ、そこまで考えてなかった。面白そうだから試してみた。でも面白くならなかった」
ルシア「あ、うんそっか……つまらなくてごめん」
フラット「いや、でもアークには効いてて面白かった。あれは最高だったな!コールがいたらもっと愉快な事になりそうだったなぁ」
ルシア「ほんと、期待に答えられなくてごめんね……」
フラット「そもそもお前に期待はしてない」
ルシア「うっ!?」