父は、非常に厳しい奴だった。
人生ではじめて、奴に暴力と暴言を振るわれた日のことを、鮮明に思い出せる。
当時5歳の私。私は双子である。隣にはいつも同じく5歳の姉が居た。
その日は姉と近所の友達と、公園で自転車に乗る遊びをしていた。
夕方になり、日も暮れはじめた。
もう帰ろうということになり、わたしは姉と一緒に帰った。
「ただいまぁ」
二人で家に入る。父がきた。
すると、奴は「外に出て」と我々に言い放った。
「??」
外に出た瞬間、怒鳴られた。
「どうして自転車にのるだけでこんなに服が汚れるんだ!!そんな格好では家には絶対上がらせない!」
「でも、お父さん!」
そう言いかけたわたしの頬を奴は叩いた。
姉も同じように叩かれた。
「そんな汚い格好の子は、うちの子じゃない。家に上がるなら服脱いで、風呂に入ってからにしろ。」
怖かったし、悲しい気持ちになった。
母に泣きつきながら、姉と二人でお風呂に入った。
この日以来、父の暴力は酷くなっていった。
はじめに軽く自己紹介😉
はじめまして。げっ歯類といいます。
現在は結婚し、主婦です。
主に毒親から受けたことの毒吐きがメインのブログになるかなと思いますが、ときたま日常についてのボヤキ等も呟くかもです。
よろしくお願いします。