王国軍兵士は全国民からの徴兵制度ですが、平たく言えば同じ王国軍陸軍兵士であっても、騎士は選抜志願制で、ただ志願するだけはなれない実質は推薦による選抜が殆どです。
騎士は名誉的称号であり、騎士団長は降嫁した王女の夫が就く名誉職。
降嫁した王女のいない時は、暫定的に選出された陸軍大佐がその職に就きます。
サイラス前騎士団長やエドワードが、それです。
陸軍兵士の中から選抜された貴族だけが騎士を名乗れるので、実質王国軍とは別の軍団のような扱いです。
どれだけ優秀であろうが功績を挙げようが、平民である場合はまずなれません。
前時代の名誉・儀礼的な名残なので、実戦に投入されることはなく、そういう意味では近衛兵よりもお飾り要素の強いものかもしれません。
そのことから、王国軍兵士は騎士を敵対視する傾向が強く、王国軍所轄の一個軍団でありながらも、独立している立場な騎士団をよく思っていません。
近衛兵も騎士は中途半端だと非難し、仲が悪いです。
議会でも、前時代の遺物である騎士団の廃止を議論しますが決議されず、現在に至るまで王室の威儀であるとして残り続けています。
紅茶を頼むか、それとも珈琲(珈琲牛乳的なミルクたっぷり)を頼むのか、いつも割と真剣に悩みます。
添付は、メルル落書き。
魔法が混在する世界なので、若干地球との差異があります。
魔法とは錬金術や魔術などの総称であり、発動の原理は基本的には同じです。
魔導力と術に適した魔導力増幅器と術式を構築出来れば、誰でもどの術でも発現できます。
ただし、術式は国家機密扱いなので、簡単に手に入れることは出来ません。
魔導力増幅器を手に入れたり術式を習ったり出来るとなると、王侯貴族でないとそういう機会はないので、平民はほぼ使用できず。
なのでどの術が盛んであるのか、国や身分によってばらつきがあります。
魔法が発達しているので、化学兵器・核兵器・長距離弾道弾といった戦略兵器は開発されず。
使用したところで、魔法を前にすれば無効力化されてしまうため、開発するだけ無駄。
機械科学の発展はやや劣っている程度で地球と同様の発達はしていますが、魔法が幅を利かしているので、戦争は結局人に頼らなくてはならず、中世のような人対人の戦争になるのです。
戦争における魔法(化学兵器を含む)は、国際法でも禁じられています。
これが結構律義に守られているという。
何故律義に守られるかというと、勿論国際社会からの糾弾を避けるという理由もあります。
だけど一番の理由は「魔法同士の対決はレベル高すぎて、逆に普通の戦争になる」。
魔法を使える王族が使えない民に行う場合は有効であっても、魔法を使える王族同士の対決となり得る国家間の戦争は、魔法を使用しても互いに能力を打ち消しあうだけ。
某テニス漫画と同じわけですね(笑)
食べたのは結構前ですが、ページが空いたので写真貼っておきます。
和歌山のラーメン屋さんには、一口サイズの鯖の押し寿司が置いてあって、驚きました。
ラーメンも寿司も美味しかったです!
添付は元帥バリー。
息子たちが幼い頃。
アレンやセシルが犬を飼いたがっても、いつも大反対するバリー。
妻は、バリーの許可があれば飼ってもいいというスタイルなので、幼い息子たちは厳格なバリーにねだるしかない。
「散歩もするし、ご飯もちゃんとあげるから、わんちゃんがほしい」とセシルが駄々をこねても、
「駄目だ、そのうち可愛がるだけで世話をしなくなるに決まっている」とありきたりな父親台詞を吐くバリー。頑固父上のバカとか言いながらセシルが泣き喚いても絶対に買ってくれない。
でもある日、捨て犬を見捨てることの出来ないバリーは、拾って帰ってきて。
可哀そうで拾ったは言えないから、妻に渡して妻が知人から貰ってきたという体裁を装い飼うことに。
「あなたが拾ってきたと素直におっしゃられては」と妻が言っても、
「嫌だ。私は頑固親父のままでいい」とバリーは平然を装いながらも、末っ子の口攻撃を根に持っていて拗ねているみたいな(笑)
バリーは不器用!
蒼国マスカレイドにでてくる錬金術がざっくりしているので、ネタバレに気を付けつつ軽く纏めてみました。
本当は連載の中で書けばいいのでしょうけど、そうすると文字数がとんでもないことになる(笑)
連載で判明次第、手を加えたりしていきたいです。
興味のある方は、ご覧くださいませ。
添付は、ハロウィンっぽいセシル&ルーイヒ。
連載のストックが数話分あるので、近々更新できるかと思います。
本当は今日更新する予定ですが有言不実行なので、予防線張っておこう(笑)
出来れば今日明日くらいに更新出来たらいいな。
あと10ページで第一幕終了予定です。