イスラム国に拘束された邦人達。
解放するには2億ドル。

払うか否か。
意見が真っ二つですね。

しかし、わたしは断固として強硬を貫くことを望む。
決してテロに屈してはならない。

人命が第一だとわたしたちが考えるなら、尚更ヒトの命を金のなる木にされた前例を作っては駄目なのだ。

そもそも日本が周辺諸国へ寄付したのは「人道支援」というのが第一の目的。
「安倍首相が寝た子を起こすから」なんて偏ったことを言う方もいるけれど、それは間違っているとハッキリ言っておく。(これが対テロ資金提供だったとしても、それは平和のためにほかならない。)

イスラム国は偶然これに因縁をつけただけ。何もなかったとしても「日本はアメリカの傘下だから」「フランスと同様に言論の自由への規制がない」とでも言っていずれは身代金要求をしたことでしょう。

捕まった邦人二人も、厳密に言えば一般人ではない…と思う。
つまりリスクは覚悟の上で渡航するのが当然のこと。

彼らには、その殉職をもって日本がテロに屈しない国という主張をしていただくしかない。
胸が痛まないわけじゃないけれど。

なぜなら今この二人を救っても、その結果が百倍の悲劇になって返ってくる可能性があるから。

テロ組織に金銭提供をすること、人命の売買に応じると思われること。
この危険性をよくよく考えてみてほしいと、わたしは思う。


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