仕事のために体を切り売りする
そんなことありえないと普通は思うかもしれないけど
渦中で生きるか死ぬかのわたしにとったら
優しさを得るためなら容易いとさえ思う
怒鳴られたり、見放されたり。
そんなことされて路頭に迷うくらいなら、脱いで片手間の優しさを得ることくらいなんら躊躇わなくなった
だって早めに死にたいと思うくらいなのに
2/1〜2/3はセンパイと2人きりで大阪。
車の中で胸や下を触られるのは日常茶飯事で
ホテルにチェックインするなり、禁煙のわたしの部屋に来たセンパイは
「もういいだろ?」
だれが、なにを、いいと言うの?
根負けしたといいたいの?
でも抵抗する力も無くて。
嫌われたく無くて。たった1人、いま仕事の道標を手放したくなくて。
されるがまま、無数のキスマークを残された
挿入だけは必死に拒んで。まるでプロかのように的確に彼を攻め立てる。ちゃんと気持ち良くしてあげる。
おかげさまで今日だって彼はご機嫌だ。
これくらい、なんてことないのだ。