酵素ダイエットには「あまり時間をかけずに、でも無理せず健康的にやせたい」という人のための方法もあり、それが、週末にプチ断食を行い、その際に酵素ジュースを使う方法です。
プチ断食は一日を水分だけで過ごす断食ですが、急な実行は良くないので、週末に向けて徐々に食事を減らしていき、断食実行日は、酵素ジュースだけを飲むようにし、翌日から、まず回復食として、消化のいいおかゆなどを食べるようにします。
プチ断食中は固形物を摂らないので、消化器官を丸一日ゆっくり休ませることができ、体内の老廃物もすっかり排出します。
そして、酵素ジュースの作用で身体の代謝機能を高めます。
これらに加え、自然に胃が小さくなりますので、食事時にはすぐ満腹感を得られるようにもなるでしょう。
しかしながら、何か体調不良の兆しを感じた時にはすぐに中止した方が良いでしょう。
芸能人の中にも酵素ダイエットの恩恵を受けた方は大勢います。
例を挙げますと、浜田プリトニーさんの場合は酵素ジュース使用の置き換えダイエット法によって2ヶ月半の間に10キロもの減量を成功させました。
それから髭男爵の山田ルイ53世さんのケースでは酵素ジュースを夕食代わりに飲み続ける方法で、こちらは42日間で体重を18.8キロも落としたということです。
また、ほしのあきさん、紗栄子さんがどうも酵素ダイエットを行なっているらしいという声がちらほら聞かれます。
1日3食の献立のうち、1食を酵素ドリンクだけにする方法でダイエットする際、酵素ドリンク以外は何を摂るの?と思われるかもしれません。
くだもの、野菜が挙げられます。
海藻も摂っていただいて結構です。
発酵食品も大丈夫です。
穀物はどうなの?と思われるかもしれませんが、食べてもOKです。
その場合、麺類・パンなど、小麦系の食品よりは、ごはんを食べるようにしましょう。
また、肉や魚を摂取する際には、揚げ物は避けるなど、摂取カロリーが抑えられるように、調理方法を選択するようにしましょう。
また、その食品が含む添加物もチェックするようにし、もし含有量が多そうであれば、なるべく食べないようにしましょう。
大根おろしが酵素ダイエットに有効なのをご存知でしょうか。
加熱すると酵素の効果が失われるため大根おろしは「生食」にしましょう。
すりおろしで得られる辛味成分イソチオシアネートと、生の大根にある消化酵素の働きの両方が得られるからです。
大根おろし自体はとても低カロリーで献立にプラスしやすいですし、消化と排出に係る効果が高く、エネルギーを燃焼しやすい体になるので、体の内側から痩せていくことが可能になります。
いちいち道具を出して大根おろしを作るのはちょっと、と思うなら、加熱しないという点ではサラダでもよいのですが、すりおろすと大根の組織が破壊され、辛味成分イソチオシアネートが多く摂取できるので、すりおろしに比べると効果は減ります。
食べる量も、サラダより大根おろしのほうがずっと多いはずです。
運動することなく減量できる、という点も人気の理由の一つである酵素ダイエットですけれど、可能な限り運動はした方がよく、運動によって良い結果が出るのは自明の理です。
ストレッチ程度の軽い運動で構いませんので、酵素ダイエットと一緒に行なうことで、より一層、健全なダイエットとなりますし、結果は体型にあらわれます。
ところで、これも酵素ダイエットのバリエーションの一つですが、酵素ドリンクを利用するプチ断食実行中は、軽い運動であっても、文字通り身を削るような行為ですので、無理をする必要は全くもってありません。