2012-3-4 00:55
どれだけひとつの情報に期待して不安に思い、行く末を思案していたところでそれが杞憂だったとわかった瞬間にそれまでの労力は完全に無駄以外の何物にもならないのだ。
しかし、己が有する情報の可能性というものを無いものとして行動している方が有意義かと言われればそうでもないような。
結局のところ、蜘蛛の糸か。
切れるのか、切れないのか分からなくてもそれに掴まるしかない。
不確かな情報を拠り所として心を安定させる。
そんなもので安定させている心こそが不安定だということに気が付けない
それが異常だ。
私は、言葉にすることで安定を得る。
それは不安定なのか、そうではないのか、どっぷり浸かってしまっているから自分じゃ果してどうなのか解らん。
誰も皆、目的を持ち生きているのか?
なんの為に生きているのか?
達成とは何なのか。
生きているから分からないだろう?
本来なら生きている人間が生きている人間を見ても何一つ評論することは出来ない筈だ。
同じ世界にいて同じように生きている。
だから同じに見える。
生きるために生きている。
それ以上も以下もない。
正常こそ、異常。
安定こそ、不安定。
そうであるという概念があるからそこに己を嵌め込もうとする。
それ自体がなければ嵌め込むことなんて出来る訳がない。
期待するから絶望する。