東京事変の「21世紀宇宙の子」より。



今日は、ある女の子に片想いをしている友人に、悩みを相談された。
メールで、だけども。


以前から彼はそれとなく何度も彼女にアプローチしていて、こまめにメールのやりとりをしたり、2人で会う約束などもときどきしているらしい。
それに傍から見ても、2人はかなり仲が良いように思えるのだけれど、その彼女はどうも彼のことをただの仲の良い友達としてしか見ていないようで、自分は誰からも特別な存在として見てくれないのではないか と思えてきてしまったらしい。


…正直、「お前 今そんな事悩んでる場合じゃないだろ」と一喝したくなったけど。
雰囲気から察すると、どうやら相当塞ぎ込んでるようなのでそれは言わないでおきました。



俺は自分が誰かの特別な存在になるなんて、そうそうあるものじゃないと思う。
生きているうちに出会う人間の中で、大事だとか特別だとか思える人なんてほんの何人かだから。
ましてや、自分が想いを寄せている特別な相手が、同じように自分を特別な存在としてみているなんてことは稀だと思う。
これは別に恋愛だけに言えることではなく。

だから、自分が誰かの特別な存在になれないなんてそんなに気負わなくて良いんじゃないかと思う。

相手に嫌われてでもいない限り、大切に接すれば、同じとはいかなくともそれなりの思いはかえしてくれるはず。自分に優しくしてくれた人を簡単に無下には出来ないだろうしね。



彼にもそんな主旨の話をしました。
一応、彼を励ます言葉をかけたつもりだったけど、自分の発言をよくよくふり返ってみると「もう彼女のことは諦めろ」ともとれる言葉をかけてしまった気がする。

だけど、取り敢えず今だけでも現実に引き戻して前を向かせるにはああ言うしかなかったかなー…と。


まぁ、あの2人も良くも悪くも卒業までにはだいたいけりがつくのかな。



若いって大変だね。