ジョニー・デップ主演の人気シリーズ第5弾『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊】の日本語吹き替え版に、栗山千明と中川大志が参加することがわかった。大志君は実写映画の吹き替え初挑戦で、ハリウッド映画声優デビューを果たす。ウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)の息子ヘンリー・ターナー(ブレントン・スウェイツ)の声を担当する。[キル・ビル]などハリウッド作品の出演経験もある栗山サンが、物語の鍵を握る美しい女性天文学者カリーナ(カヤ・スコデラリオ)を演じることも発表された。[エクスペンダブルズ2][スター・トレック イントゥ・ダークネス]でも吹き替えに挑戦済みたが、栗山サンはこれがディズニー声優初挑戦。
孤高の海賊ジャック・スパロウの過去を知る最恐の敵、“海の死神”サラザールが解き放たれたとき、海賊全滅へのカウントダウンは始まった。ジャックがサラザールの復讐から逃れる方法はただ1つ――<最後の海賊>のみが見つけ出せる伝説の秘宝<ポセイドンの槍>を手に入れること。かつてジャックと冒険を共にしたウィル・ターナー、その息子ヘンリー、女性天文学者カリーナ、宿敵バルボッサなど、さまざまな運命が交差する中、最後に宝を手に入れるのは誰か?そして、ジャックVS海の死神の決戦の行方は――?
本作は、シリーズ全世界総興行収入約37億3000万ドル(BOXOFFICE MOJO調べ)を誇る【パイレーツ・オブ・カリビアン】シリーズの最新作。お馴染みのジャック・スパロウ船長(ジョニー・デップ)と、彼に復讐を誓う“海の死神”サラザール(ハビエル・バルデム)の激闘を描く。また、ウィル・ターナー役のオーランド・ブルームや、エリザベス役のキーラ・ナイトレイが2007年公開のシリーズ3作目[ワールド・エンド]以来、10年ぶりに再出演することでも話題となっている。
『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』は、[コン・ティキ]でアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたヨアヒム・ローニング&エスペン・サンドベリの監督コンビがメガホンをとった。
ディズニーの担当者は、起用理由を「カリーナは聡明で強い意志を持つ天文学者であり、物語の鍵を握る人物。カリーナの持つ芯の強さ、そして透明感と美しさを併せ持つ点が栗山さんに通じると感じました。ハリウッド作品でアクションシーンを演じた経験から、ジャック・スパロウとの冒険シーンも臨場感を持って表現いただけると思いました。またヘンリーは、誠実で繊細な中にも熱い部分があり、父を永遠の呪いから助けたいという一途な思いを持っています。映画やドラマと、今最も活躍されている若手俳優であり、人気のみならず実力も兼ね備えた中川さんであれば、ヘンリーの持つ力強さや繊細さを体現できると思いました。そして中川さんの爽やかさは、新キャラクターのフレッシュさも表現いただけると思いました」と語っている。
▽栗山千明コメント
*声優オファーを受けた際の心境
素直に嬉しい! と思いました。
これだけ大作で、皆が大好きなパイレーツ作品が、自分に務まるのかという不安もありましたが、楽しんでやり遂げることができればと思いました。
男勝りな性格で、とても自立した大人な女性。
女性から見て憧れるような女性像になればいいなと思って力強く演じました。
*ジャック・スパロウの魅力
ジャック・スパロウは唯一無二の存在!
独特の個性とユーモアもたくさんあって、女性からみると少し危ない男性ですが、ハラハラドキドキさせてくれながらも笑わせてくれるお茶目なところも素敵です。
▽中川大志コメント
*声優オファーを受けた際の心境
移動中にマネージャーさんから聞いて、うれしくて1回席を立ち上がりました!
大好きな作品に、こんな形で参加させていただくなんて夢にも思っていなくて本当に嬉しかったです!
生身の役者さんが現場で演じているので、距離感や現場の空気を想像しながら演じました。
声だけで、全身の動きや息遣い、エネルギーを表現しなければならないので、普段のお仕事とは全く違う感覚で勉強になりましたし、楽しかったです。
*ジャック・スパロウの魅力
ジャック・スパロウは、ぶれない生き方が同性から見ても憧れます!
ちょっと抜けていて「大丈夫?」と心配になるほど頼りないところもありますが、時に鋭くて強い目をする瞬間が本当に大好きです。
独特なファッションもかっこよくて憧れます。
新しく【パイレーツ・オブ・カリビアン】の世界に参加した二人が演じる、物語の鍵を握る天文学者カリーナと、父親を永遠の呪いから救い出そうとジャック・スパロウに近づきジャックの新たな相棒となる勇気ある青年ヘンリーが、ジャックとどんな冒険を繰り広げるのか?
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』は7/1より全国公開。