『あのときキスしておけば』松坂桃李、井浦新、麻生久美子が感無量のクランクアップ 「試行錯誤しながら作ってきた時間が、僕にとっては幸せ」
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俳優の松坂桃李が主演する4月期テレビ朝日系金曜ナイトドラマ『あのときキスしておけば』 が、クランクアップを迎えた。
衝撃の“入れ替わりラブコメディー”としてスタートした『あのキス』も、6/18放送で最終回。6月のある日、松坂桃李、井浦新、麻生久美子の3人も最後のシーン撮影を終え、クランクアップした。
最後の出演シーンを撮り終えた桃李君と井浦サン。現地には、このシーンの出演がない麻生サンも駆けつけ、現場で2人の最後の撮影を見守った。監督からOKの声が上がり、クランクアップが伝えられると、桃李君、井浦サンからはホッとしたような笑顔が。花束を抱えた麻生サンから熱いハグを受け、お互いの健闘を称え合った。
そして、すでにクランクアップしていた三浦翔平も、差し入れを持って現場にサプライズ登場。「いい現場だったから来たくなった」と作品への深い愛情を明かした。さらに、三浦演じる高見沢の編集部の後輩・木之崎役の藤枝喜輝も共に見守り、クランクアップをお祝いした。その日の夜には麻生サンも無事クランクアップ。桃李君、井浦サンも現場に駆けつけ、再び熱いハグを交わし、麻生は目に涙をためた。
桃李君、井浦サン、そして麻生サンも口々に「幸せな現場だった」と語った今作。麻生サンが「桃地に会えなくなるのが寂しい」と明かした。
▽松坂桃李コメント
本当に皆さん、おつかれさまでした!
愛すべき作品、愛すべき登場人物たち、そして愛すべき現場スタッフの皆さんに本当に救われたな、と思っています。
最初にお話いただいたとき、「面白そうですね!ぜひやらせてください!」と言ったものの、いざ上がってきた台本を読んでみたら、「これは演じるのがけっこう難しいかもしれない…?」と正直緊張していたんです(笑)。でも、こんなに難しいハードルも、このチームの皆さんと一緒だったからこそ余裕で乗り越えられたし、毎話毎話大石静さんから投げかけられてくる課題にも、真摯に向き合えたんだと思います。
試行錯誤しながら皆さんと作ってきたこの時間が、僕にとってはとても幸せでした。皆さんがこの作品に向き合っている顔を見ながらでなかったら、僕は桃地という役をやりきることはできなかったんじゃないかと心から思っています!
本当にありがとうございました。感謝しています!大好きです!
▽井浦新コメント
最初にこの作品のお話をいただいたとき、「なんて難しい役だろう」と思ったんです。一人二役も、二人一役も、“女性の魂”という役も、全てが自分にとって初めてづくしだったのですが、大石静さんの台本からも初めてのものを生み出そうという思いを感じていたので、とにかく「新しいことにチャレンジしたい」「新しい自分と出会いたい」と思ってこの作品に臨んでいました。
毎話出来上がったものを見ていると、確実にこれまでになかったものが作り上げられているのを感じられてとても幸せでした。
オジ巴は自分一人の力ではできなかったと思います。(松坂)桃李くんが演じる桃地じゃなければオジ巴は生まれてこなかったなと思っていますし、その指針を作ってくれた巴役の麻生(久美子)さんにも感謝したいです。そしてそのいろんなものをめちゃくちゃにしてくれた高見沢役の(三浦)翔平くんには「バカヤロウ(笑)」と言いたいですね(笑)。
本当に皆さん、ありがとうございました!
▽麻生久美子コメント
本当におつかれさまでした!終わっちゃいましたね…。
いつもドラマの長い現場が終わってしまうと寂しいのですが、今回一番寂しいのは“桃地に会えないこと”です。本当にすごくかわいくて…そんな桃地に会えないのが寂しいという気持ちにさせてくれた松坂桃李さん、本当にありがとうございました。
桃李くんとお芝居していると、心が震える瞬間が何度もあって、ご一緒できて本当に楽しかったです。最高にかわいらしい桃地を作ってくれて、ありがとうございました。
私は第1話で亡くなってしまう役だったので、あまり出番としては多くなかったのですが、それでも今日まで皆さんと一緒に撮影に参加している、という気持ちにさせてくれたのは、巴を完璧に演じてくださった井浦新さんのおかげだと思っています。ちょっと嫉妬してしまうくらい、私よりもかわいい巴を演じてくださって、本当にありがとうございました。一緒にお芝居できなかったのだけが、唯一心残りなので、続編を期待しています(笑)。
大石静さん、素敵な脚本をありがとうございました。そして出来上がった作品も毎回素晴らしかったです。周りの方々からも「面白いドラマだね」ってたくさん言っていただきました。そんなドラマを作ってくださったスタッフの皆さん、最高です!かっこいいです!愛しています!ありがとうございました!