この冬日本中に“感動”と“勇気”を届ける、アニメーション映画『映画 えんとつ町のプペル』が、12/25より全国東宝系にて公開される。

原作は、本作の製作総指揮、脚本も担当したお笑いコンビ・キングコングの西野亮廣をプロデューサーとして、33名のクリエイターによる分業体制によって制作されたオールカラー絵本。クラウドファンディングで資金を募り、2016年に幻冬舎より発売し、累計部数50万部という驚異的な数字を叩き出した絵本[えんとつ町のプペル]。

煙突だらけでいつも黒い厚い煙に覆われ、空を知らない「えんとつ町」を舞台に、親を亡くしたえんとつ掃除屋の少年ルビッチと、ハロウィンの夜に彼のもとに現れたゴミから生まれたゴミ人間プペルが巻き起こす、“信じる勇気”の物語だ。

緻密に表現された絵の世界観と、大人も泣ける物語の展開に絵本の人気はとどまることを知らず、ロングセールスを記録。さらに、東京タワー、エッフェル塔など国内外での絵本展の開催などグローバルな展開を見せてきた。

そしてこのたび、『映画 えんとつ町のプペル』のオープニング主題歌[HALLOWEEN PARTY-プペルVer.-]のスぺシャルムービーが、公式YouTube(www.youtube.com)にて完成し公開された。

10/16より配信されている本作のオープニング主題歌は、日本を代表するロックバンド、L'Arc〜en〜Cielのボーカル・HYDEの人気曲[HALLOWEEN PARTY]をあらたにアレンジした[HALLOWEEN PARTY-プペルVer.-]。ハロウィンの日から始まる本作の世界観にマッチしたこの楽曲の起用は、解禁当時もSNS上で多くの人々の間で話題となった。

この楽曲のスペシャルムービーを手がけたのは、世界的な写真家であり映画監督としても数々の作品を世に贈り出している蜷川実花。

スペシャルムービーは、ドラマバージョンとダンスバージョンを制作。ドラマバージョンには、映画やドラマなど人気作に次々と出演し、様々な役柄を自在に演じ分ける実力派女優・岸井ゆきのと、同じく幅広い役柄をこなし、今日本映画界で欠かせない存在となっている最注目俳優のひとり、笠松将が出演。

映像の中でふたりが観劇する舞台は[えんとつ町のプペル]の物語で、映画本編でも登場する振付師・akaneによる「ハロウィン・スモーキーダンス」をダンサーたちが激しく踊っている様子が映し出される。そして、舞台上にはHYDEサンもゲスト出演。まるで観る人をその世界に迷い込んだ気持ちにさせるような世界観で、後半に向けてますます高まりを見せるその演出は、数々の作品で観る人を虜にしてきた蜷川監督ならではの美しい映像に仕上がっている。


▽蜷川実花コメント
「スペシャルムービーやってー」「いいよー」と、いつものゆるっとしたやりとりで即決しました。西野くんはいつも“蜷川実花なら絶対にいいものができる”と信じきってくれているので、プレッシャーもかかりますし、緊張もしますが、そのぶん自由度がものすごく高いので、やりがいがあります。
西野くんからのオーダーは、特に何もなかったです。「ポイントは?」と聞いても「任せる!」という答えしか返ってこず。うーん、どうしようかなと思っていたら、西野くんのオンラインサロンの記事に「蜷川実花を追い込む方法」みたいなタイトルのものがあって。その記事に「何も言い訳できないくらい自由度をあげる」「お金は払う」と書いてあったので、アクセルを踏みました。予算は倍になっちゃった笑
コンセプトは「プペルがミュージカルになったら」というところから、2020年に上演するとしたらどうなるのか、このコロナ禍において西野くんが大きな勝負をすることも入れ込みたいと思いました。こういう大変な状況下において、エンタメに何ができるのかを詰め込んだ作品です。

▽西野亮廣コメント
もともとプライベートでもとても仲良くさせてもらっていて、一緒に仕事ができるタイミングをずっと探っていました。
で、「ここだ」と。蜷川実花の才能に大人の事情でブレーキなんてかけたくないので、「予算のことを一旦忘れて作ってみてください」というオファーを出したところ、こちらが想定していた以上に予算のことを大胆に忘れてくださいました(笑)
ただ、それに対して誰も文句が言えないクオリティーで返してくださって、本当に本当に痛快でした。
(※予算はオンラインサロンの売り上げから出ています)
僕が大好きなエンターテイメントがここにあります。是非、ご覧ください。