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こだわりは大事


振袖を一式揃えるとなるとなかなか大変です(^^ゞ

小物まで含めるとかなりの数になるし、それを一点一点決めていかないといけないので長い人であれば半日以上かかります。

レンタルっていうわけじゃないし、一生ものだし高価だし、こだわって決めてほしいって気持ちは僕らにもあります。

でも、着付けの小物にはそんなにこだわらなくてもいいんじゃないの?って思う時もあって、つい「どれも変わりませんよ」って言ってしまいそうな時があります(゜o゜;)



振袖、襦袢(袖から見えます)、袋帯、帯締め、帯揚げ、重ね衿、ししゅう衿、帯留、ショール(ふわふわのやつです)、足袋、ぞうり、バッグ、

などは分かるんです。見えるものだし。


でも、腰ひも、衿芯、帯枕、コーリンベルト、伊達締め、帯板、ストッキングなど、

あまりデザイン的にも変わらないし、隠れてしまうし、そんなに悩まなくてもいいのにって思ってしまいます。いやでも、じっくりこだわって選びたい気持ちはよく分かってるんです。

前に、飼っていた亀を思い出すから亀甲の模様は嫌だと言う人がいました。帯枕の柄だったんですけど、背中に当てて使う小物なので、余計に甲羅を思い出してしまうから別のものにしてほしいって言われました。

あと、セカンドバッグみたいな大きい財布を持ってる娘が振袖用のバッグに入らなかったことがありましたヽ(^o^)丿www

彼女を縛りつけるもの


正月休みに村上春樹さんの「国境の南、太陽の西」を読みました。

本棚を整理していたらつい読み始めてしまって、それから一気に読み返しました。それで最後ぞっとしました。

初めて読んだ時はたしか中学ぐらいで、その時はそんな風に感じなかったのに今読み返すとぞっとします。
だいたいのあらすじはこんな感じです。


主人公は始という男性で、小学校の時に転校生の島本さんという女性と出会います。

彼女は生まれつき足が悪かったため、家が近かった始が世話役をすることで2人は仲良くなっていきます。
けど二人は別々の中学に進んだため離れ離れになります。

そのあと主人公はいろいろあって結婚もして仕事も順調にいくんですが、ある時彼女と再会します。

彼女の足はなぜかすっかり良くなってます。

二人は彼女の運転でドライブします。彼女は物凄いスピードを出して運転します。


最後に一夜を共にした時、「全てを知りたい」という始に対して、

「もし私がここで全てを話してしまったら、あなたはもう永久に元には戻れなくなってしまうのよ」

と言い残して彼女は姿を消します。

彼は猛スピードで運転する彼女のことを思い返して、あの時島本さんは自分と一緒に死のうとしていたんじゃないかと邂逅します。

といった感じの話です。


人によっては生々しい性描写や不倫の話が嫌かもしれないです。

僕は、最初に読んだ時は現実感のない話に感じました。

でも今読み返すと全然印象が違ってぞっとします。

健康な足と引き換えに、彼女は何者にその自由を差し出したのだろうか、とか考えてしまいます。

イラストは、アシュラマンを落書きしているうちに阿修羅像を本気描きしていって、こんな感じになりました。

昼はざるそばとアイス


この前お客さんから、絵を勉強したいって子がいるんだけど一度会ってもらえない?と言われて、いろいろ考えたんですが会ってみることにしました。

人に何かを教えるというのはそれなりに責任がついてまわるし、堅苦しく考えすぎかもしれないですけど、自分自身もちゃんとしないといけないから、やっぱり大変なことです。

昨日うちの先生に相談してみたところ、「お前が何かを教えるというよりも、お前自身がキャンバスになったつもりでやればいいんだよ」と、よく分からないアドバイスをもらいました。多分自分が教えてもらうつもりでやれってことだと思います。

実際、誰かに教えたり教えてもらったりする方が一人でやるよりも絶対にいいです。一人きりだと自分の好きなことしか頑張らなかったり、好きなものしか食べなかったりするからです(@_@;)

失って初めて分かる本当に大切なひと


正月休みは部屋の掃除をしたのでかなりすっきりしたんですが、本やdvdだけは処分できませんでした。

悩んだことは悩んだんです。処分するかしないか。ダンシャリ流行ってるし、ここは男としてすっきりしようとも思ったんです。でもできませんでした。


実は正月休みに「24」が急に見たくなってしまって、特にシーズン3を、それで物凄く後悔したんです。

前にディアゴスティー二の週刊「24」を購読してて、付録のdvdを全巻揃えたのにそれ全部売っちゃってたからです。


dvdには2話ずつ収録されてて、小冊子には武器や登場人物の解説が載ってました。

もう毎回来るのが楽しみで楽しみでしょうがなくて、シーズン3に至ってはファンなら誰しも一度はやる、24時間ぶっ続けで見てジャックの気持ちを味わおうキャンペーンも実施しました。実際は8時間目あたりで眠ってしまいましたが

その間も画面の中のジャックは飛んだり跳ねたり大忙しでした。僕が目を覚ました時には彼は心肺停止から蘇生したところでした。そんな危機一髪のジャックを横目に二度寝もしました。でもシーズン6までのdvd全72本を目の前にした時ふと思ったんですよね。「おれ、一生のうちでまたジャックの顔が見たくなる日が来るのかな」って。それでヤフオクに売ってしまったです。

まさかこんなにすぐその日がやってくるなんて(*_*;

だからあまり簡単に物を手放しては駄目だなって思ったんです。

妹に、レンタル行ってきたらって言われたんですけど、正月だし全巻揃ってない可能性の方が高かったのでふて寝しました。

メルシーボクー


年明けの新年会のあと、お世話になってる美容師さんたちと飲みました。

みんな熱い人たちばっかりで、「成人式の時うちらは着る振袖の感じに合わせて髪型考えるんだよ。だから呉服屋さんとうちらはボケとツッコミみたいなもんなんよ」と熱く語られました。

あとは、自分の所の美容室が他の美容室と差別化を図るためにどんなことをやってきたかを聞きました。

早くからネットを利用して宣伝したり、ヘアファッションショーを地元の高校で開いたり、カポエラ教室に通ったり

夢は支店を出して連携してビジネスをやっていきたいと言ってました。

あまり自分に出世欲みたいなものがないのでこういう話を聞くと普通のビジネスマンの感覚を取り戻しますヽ(^o^)丿www←だめなやつ

美術展の賞でパリ賞という賞があるんですけど、いつもご馳走してもらってるから今年はその賞をとってその賞金で御馳走しますって言ったら「グラシアス!」と言って泣き出しました。それフランス語ちゃうやろ。

とにかく頑張ろうって気にさせてくれる人です。
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