先週、うちの前にイオンが出来たのでさっそく敵情視察に行ってきました。
3階建てで地元にある業種はだいたい入ってます。ダンス教室とかまで入ってます。歯医者まで入ってた。
そして二階には呉服屋も入ってます。
同業者だと悟られたら恥ずかしいので、キャップにダボパン、スニーカーに着替えて男二人で潜入してきました(^^ゞ
気分はもう二重スパイをしてる気分でした。店員さんの隙をついて写真を撮ったのでドキドキが止まりせんでした
入って驚いたのが、奥の方に作務衣に白いヒゲを蓄えた仙人のようなお爺さんが鎮座していたことです。
たぶん着物作家さんだと思われます。展示会や店のオープン初日には、そういう着物作家さんがゲストとして来られることがあるからです。
その人がまるでネテロ会長のような凄みのあるお爺さんだったので、「わしの目は節穴ではないわあああっ!!」「すみやかに立ちされええええいいいい!!」と一喝されるんじゃないかという被害妄想ににやけながら店内を見渡してました。
僕らは、上司の奥さんにホワイトデーのお返しとして何か小物をプレゼントしたいんだけど何にしていいか分からなくて呉服屋に迷い込んでしまった二人組、という設定でした。
先週末は県立美術館で作品の解説をしてきました。
声は震えるし、手は震えるし汗はかくし、いつまでたっても人前で話すというのは苦手です(>_<)
でも後半ンは落ち着いてきたし分かりやすく説明できたと思います。
今回出席されたのは、ほとんどDTP系のデザインをされてる方たちだったので、そっち系のことも詳しく聞けてよかったです。
学芸員の人達も好意的だったし、やっぱり広い所は気持ちがいいっす。
今でこそ美術館って余裕を持って見て回れるようになったんですけど昔は苦手でした。修学旅行とかで行くのも苦痛でした。
なんか展示品からケンカ売られてるような感覚になってしまって、出る頃には心身ともにぐったりするからです。
勝手にライバル視してしまってたというか…。
自分の好みの絵を発見したりすると自然と眉間にシワが寄って睨んでました(-"-)
フェルメールの青い耳飾りの少女とはメンチの切り合いガンのくれ合い飛ばし合いでした。
巨匠の方々すんませんでした(_ _)
年度末なのでどこも忙しいと思います(@_@;)
商品点数で考えれば、棚卸しなんか雑貨屋さんに比べて楽な方だと思うんですけど、でも今の時期はやっぱりあわただしいです。備品も新しくしないといけないですし。
あと、この一年の新規の顧客名簿も完成させないといけないです。FBIのプロファイリングにも使えそうなくらい細かいものを作らないといけません。
その人の身体的な特徴、家族構成、趣味趣向、生きていく上での指針、笑いのツボなど。
あとイラストでは、ホワイトデーのお返しに似顔絵をプレゼントしたいという方からの注文なので、それも描かないといけないです。これはお仕事なのでここにはアップできないですが。
そんな中、ペルソナがいよいよ佳境に入ってきたため、あまりの誘惑に毎日悩んでます。
やり始めると一時間なんてあっという間です。仕事がはかどらなくて困ります。
だから、ここはいっそ売っぱらちまって、自分の手の届かないところにやってしまおうなんて思ったんですが…、
そんな事をしたってなんの解決にもならない事ぐらい、もう僕も分かってます。大人ですから(-"-)
いったん目をそむけても、そういう誘惑はこれからの人生いくらでも傍らに転がっているものだし、臭い物に蓋をした所で意味がないんですよね。
やっぱり逃げずに、うまく付き合っていかないといけないものだと思うんです。
最近それがようやく分かりかけてきました。
だから俺、立ち向かいます。
まずはしっかりクリアしてから仕事します。
負けてたまるかってんだよ「(^o^)丿
あ、このクマは僕が描いたもんじゃないです。