少女で繋がるストーリー。殺すのか?殺さないのか?テロリストは悪の権化なのか?我々は報復を宣言するのか?

スペインのサラマンカ広場で、首脳会議を控えたアメリカ大統領がスピーチ中に狙撃された!混乱の中、壇上に乗り込む男性、彼を取り押さえるシークレットサービス、怯えながらリポートするGNNスタッフ、惨劇を記録しようとするアメリカ人観光客、逃げ惑う人々―…彼らをテロリストの攻撃が襲う。息詰まる30分を下記8パートで多角的に描いたサスペンス・アクション。

・スピーチを報道するGNNテレビスタッフパート
・大統領を守るシークレットサービスパート
・壇上に乗り込む男性パート
・スピーチをハンディカムで撮る観光客パート
・大統領パート
・ハビエルパート
・テロリストパート
・終結パート

う〜ん、これはおもしろかった!今年のGWに上映されてた記憶があるけど、見ておけばよかったなぁ。DVDより断然映画館で見たかった!残念。でもかなりすごくおもしろかった!よかたなぁ!!
この映画、最初は吹き替えで観ていたのですが、群集の声が多くて主要人物の台詞が聞き取りにくかったため、字幕にしました。字幕の方が見やすいと思います。でも吹き替えの声優さんも上手だったので、ちょっと残念だったな。日本の字幕は吹き替えの台詞とイコールではないので、吹き替えに字幕を出すと集中して見れない。こういうときは惜しいと思いますね。しょうがないけど…。

「報復はもうこりごりだ」

「強く出るべきです」

「心を強く持つんだ」

大統領パートのこのやり取りが良かった。
それにラスト。あれだけのことをしてきたテロリストが、あのとき、ああいう行動を取るなんて思わなかった。結果は目に見えてたもの。理性的な判断ができたなら、あの選択はしなかった。一瞬の出来事だからこその決断。本能が出たんだね。

「この戦いは終わらない」

多分、そうなんだろうね。報復をしようがしまいが、終わらないんだろう…。でもだからなんだって言うんだ。終わらなかろうがなんだろうが、私たちは変わらない。最善を尽くすだけだ。