【とある留置所から、物語は始まる。】
電柱『俺の名は電柱。
この世を憂いて地に堕ち、悪霊に取り憑かれたしがない配管工だ』
「違うだろ、色々」
殿中『と、それまで静寂が支配していた空間に、重々しい靴音が響き渡る。…誰か来やがったようだ。
フフ、今の俺を訪ねて来る奴なんて、もう大鎌ではなく刀を携えた死神か、堕天使ルシファーくらいしか居やしねえ筈なのにな』
「おい、何か若干コイツも厨二病入ってねえか??あと漢字違うぞ」
電池u『鉄格子の前に立ったのは、全く見覚えの無い老人だった。
が、二メートル近くありそうな体格、背筋はしっかり伸び、その双瞳は一点の曇りも無い。
老人と言う言葉は似合わない矍鑠たる壮麗の男、であった』
「ジジイ キタ━(゚∀゚)━!!!!!
って、無理やり名前間違えてんじゃねーよ。uって小文字にして ゅーって読ませる気か?!」
デンチュウ『男は言った。
【君と君のスタンドの力を貸して欲しい】と…』
「ピ■チュウみたいだなっ」
Now Loading…