※ジョセシー小ネタです。+承花。
大丈夫な方のみどうぞ♪
「誕生日おめでとう、JOJO…」
照れた顔を誤魔化すように目線を他所に向け、
頬を染めてちらと俺を見上げてくる俺の大事な大事な人。
「ありがとな、シーザー…」
今度こそこいつを幸せにする。
今度こそこいつと幸せになる。
ある日突然俺は前世の記憶とやらを取り戻した。
きっかけは今目の前にいる金色の髪の恋人。
前世で共に戦い、俺を残して若い命を散らせた兄弟子。
でもこいつはそんな事、欠片も覚えちゃいない。 (こいつにとっては)初対面でいきなり抱きついて名前を叫び続けた俺に、最初は不審な態度を露にしていた。
だがそれでも、泣きながら必死に離すまいとする俺に折れたか、シーザーは俺が落ち着くまでそっと優しく背中を撫でていてくれた。
だから俺はそんな記憶を封印して、新たな人生を送って行こうと誓ったんだ。
シーザーと二人で。
「実はな、JOJO…」
一緒に暮らそうと提案した俺に、シーザーは少しだけ言い辛そうに話を始めた。
「一緒に住んでいる奴が居るんだ」
「なにソレ!?シーザーちゃん、天涯孤独だったよね?って事は男gΣタコスッ!!」
「このスカタン!そんな訳無いだろうが!!ぶん殴るぞ
」
…シーザーちゃん、しっかり殴られた後に言われましても…;
「遠い親戚の子でな、訳あって同居しているんだ」
部屋に入ると…俺らより若干若い男がこちらに背を向け、車か何かのテレビゲームをしていた。
そう、そこに居たのは…
「…っか…」
シーザーを純白の百合やカラーに例えるなら、そこにいた坊やは野薔薇。淡い朱の小さな愛らしい花。
「花京院…!!」
居たのは…
かつて共に旅をしたもう一人の孫のような存在だった少年だった。
勿論この後、たろーさんも出る流れ。
副題は『おぢいちゃん、ガンガル!!』←。
続き書いてみたいけど、多分このまんまで終わりそう。ゴメソ