ご存知の通り冬が来ると寒くて血行が悪くなります。
血行が良くないと肌細胞に十分な栄養が届かず、新陳代謝が不安定になります。
そして肌トラブルを起こしてしまうので、とにかく血液の流れを悪くしないように心がけなければなりません。
普段から血のめぐりが良くなれば、代謝がうまく働き健康的で美しい肌をつくれるようになります。
肌のお手入れでは、十分に肌を保湿したり、マッサージをするといったことがまず重要視されます。
しかしながら、体の内部からお肌に働きかけることはそれ以上に大切と言えるのではないでしょうか。
食べ過ぎ飲み過ぎや夜更かし、タバコを吸うといった生活をしていると、高価な化粧品の効果を台無しにしてしまい、肌の状態を良くすることはできません。
まずは生活習慣を見直すことが、スキンケアに体の内側から働きかけることができます。
正しいスキンケアを行うには自分の肌の状態を理解し、方法を使い分けることが大切です。
肌の状態は毎日変わっていくのに同じやり方で、お肌をお手入れすればそれで大丈夫というわけではありません。
今日は乾燥ぎみかな?と思えばたっぷりと保湿をしてあげたり生理前などの体の状態にもあわせ刺激の強い方法は使わないというように区別することがお肌のためなのです。
また、四季の変化にもあうように変化させてあげることでお肌もきっと喜ぶでしょう。
肌がかさつく人は、低刺激の洗顔料をチョイスしてよーく泡立てて出来るだけ肌をこすらないようにしてください。
力を加えて洗うと肌にとって悪いので、コツは優しく洗うことです。
さらに、洗顔を行った後は忘れず保湿をするようにしましょう。
化粧水だけに限らず、乳液、美容液、クリームなども場合によって使用してください。
肌荒れが生じた場合には、セラミドを食事に取り入れてください。
セラミドとは角質層において細胞の間で水分や油分を含有している「細胞間脂質」です。
角質層は何層もの角質細胞から成っていて、これが細胞同士を糊のごとく結合させています。
表皮を健康な状態に維持する防護壁のような働きもあるため、足りなくなると肌荒れするのです。