東北を代表する夏祭りの一つ「竿灯まつり」が3日夜、秋田市で開幕した。勇壮な「ドッコイショー」の掛け声が響く中、竹ざおにちょうちんをつるした竿灯が高々と上がると、実った稲穂のような黄金色の光が夜空に浮かび上がった。

竿灯は270本あり、過去最多。最大で長さ12メートル、重さは50キロあり、1本にちょうちん46個を付ける。
笛や太鼓が鳴り響く中、「差し手」と呼ばれる男衆がバランスを取りながら腰や額で支える技に、沿道から驚きの声や拍手が湧いた。
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