保育園児マスク「前向きに」に批判多数 茂木健一郎氏も「ふざけるな」「最悪」

2/4(金) 14:59
デイリースポーツ

 後藤厚生労働大臣が3日、全国知事会との意見交換で、保育園児のマスク着用を促すように要請されたことについて、「前向きに進めていく」としたことについて、4日、ツイッター上で反発が広がっている。

 脳科学者の茂木健一郎氏は「知事会とか、大臣とか、大の大人がない知恵を振り絞って出した結論が、幼い子にもマスクか。ふざけるなという感想しかないですね」とコメント。作家の乙武洋匡氏も「園児にマスクをさせる。それがどれだけのリスクを孕み、どれだけ現実的に難しいことか、きちんと理解した上での判断なのでしょうか」と批判した。

 前衆院議員の青山まさゆきさんも「最悪。今までなぜ保育園児に積極推奨されてこなかったのか、それはマスクを子どもたちに付けさせることにデメリットがあるから」とあきれ、弁護士の倉持麟太郎氏は「子どもは社会において意思表示できず事実上強制を受ける 感染症『専門家』だけでなく、児童の発達等の専門家の見地は入れてるのか?」と疑問視した。

 それ以外でも「保育園児にマスクは百害あって一利なし。この大臣は何を考えているんだ?」「厚労省は窒息のリスクがあるとして、2歳未満の子どもにマスク着用を推奨しておらず、2歳以上にも一律の着用は求めていない」と反対の声が殺到している。