JATA高橋会長「夏休み前に国際往来一部再開を」
ウイングトラベル

 入国制限撤廃と危険度レベル引下げ強く要請

 日本旅行業協会(JATA)の高橋広行会長は3月23日に記者会見を行い、海外旅行の本格再開に向けた準備の一環として、ハワイに視察団を派遣すると発表した。視察では安心・安全な旅行実現に向けたハワイ側の受入体制を実際に確認するとともに、現地の行政トップや観光業界関係者などと意見交換を行い、再開後のハワイ観光における市場のプレゼンス向上につなげる。
これとあわせて、海外旅行再開に向けてボトルネックとなっている入国者数の規制の撤廃と感染症危険レベルの引き下げについて、経済関連団体などと連携しながら政府に強く働きかけていくとした。そうした一連の活動を通じて高橋会長は「遅くとも夏休み前までには一部の国・地域との国際往来が再開できるようにしたい」という考えを示した。