……っていう甘い言葉と共にイケメンな幽霊に首絞められたい。
グリーンアイドモンスターなお話は割と、というかかなり好みです。
ちょっぴりお久しぶりです、はくむです。
買ったまま放置していたインシテミルとボトルネックを読了しました。
先に儚い羊〜の方を読んでいた私としては淡々と主人公ポジを進めてく結城くんがしれっと犯人宣言かなぁと思っていたのにまさかのドロップアウト。まさかのドロップアウト。感想としては諏訪名さんKOEEEEEですけど。
クローズドサークルを想像していたから案外人残ったね?と思っていたら物語上でも指摘されて「折り込み済みでしたか」って気分である。
箱島さんが退場して嘆いたのは言うまでもない。箱島さん……貴方にも悪役を期待していたのに(´・ω・`)
でもまぁ話として興味深かったのはボトルネックの方だったり。考えてもしゃーない話なのですが、無事に産まれていたら産まれなかった身としてはちょっと目から鱗な話でしたね。
幸いにして私にはリョウくんみたいな体験はあまりないけど。でもまぁ変わったかもしれない分岐点はいくつかある気がする。弟がニートにならなかったかな、とか。
たらればの話は否生産的だと切り捨ててしまえばそれまでですが、くだらない話を考えるのが大好きな私としてはこのたらればがまざまざと見せ付けられる世界というのは中々に興味深い。それも自分がボトルネックだったなんてオチ。まぁ自分が原因とかおこがましい発想っちゃ発想ですよね。
ところで小説を読んでいると思考回路がなんだか小説調になるのは私だけでしょうか。
いつもなら「今日もあっちーな……」で終わる思考回路が「久しぶりに外に出たからだろうか。網膜に焼き付く世界はいささか鮮明すぎて軽く眩暈を起こす。色濃い青に対比される雲はどこか柔らげで丸みを帯びており『夏より秋よりの雲だな』とぼんやり考えながら私は駅へと足を進めた」ぐらいには変わるんですよね、頭の中。
あれですね、改めて文字に打ち出してみると私がアレな人ですね。でも皆一度くらい経験してると思ってる。思考回路小説化現象。
さて。
懐疑論+電ポルPの愛に奇術師+オービンさん=面倒臭い変人。
ということで奇術師キャラ作ってなかったなと愛に奇術師を聴きながら思い、なぜだかエドガーの「覚えているよ、魔法使い」の台詞が脳を過ぎった結果、自称魔法使いの(多分)オッサンなロズレイドを受信しました。
「貴方がその目で見た事象を真実だと認識する限り、私は存在しうる事が出来るのです」とかのたまう変なおっさん、のはず。気付いたらスカル先輩の旧友になってた。だからオッサンのはず。年齢も性別も生死さえも、私にとっては意味を成しません。なぜなら私は幻想の世界の住人なのだから。ってはぐらかす系のオッサン。
奇術師だけど、本人は魔法使いって言われたいらしい。
騙すのが好き、というよりは驚かせるのが好き、なのかな。全部が全部煙に巻かれてるようなキャラに成長させたいなぁ。
貴方の目には私の姿がどう映っている?その姿は貴方の隣にいる人から見ても全て同じに見えているのだろうか。無意識のうちに同じだと思い込めるのは何故か。
私は初老の男性かもしれない、少女かもしれない。或いは貴方だけが見る幻かもしれない。
って真面目そうな子に話かけて反応楽しんでれば良いな。
ガチ幽霊だったら面白いのにな。まーくんはどんな子に育つかなー。