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最後の嘘は、君にあげるね。

とも
「5/7 空いてる?」


「たぶん、大丈夫だと思うから
空けておくね」

とも
「早く会いたいよ」


「ありがとう」

とも
「ヤりたなったら呼んで!」


「ともの発言、セフレ確定(笑)」

とも
「セフレとは思ってないよ」


「そっか」

とも
「こないだは、ごめんな
ご飯代 出してもらって」


「いいよ、気にしないで」

とも
「先に会計してくれてるとか
正直、びっくりした
猫柳って、そういうことできる子やと
思ってなかったから すっげー好印象」


「ともが金銭面で余裕ないの
私、知ってるから」

とも
「今まで、猫柳に
貢いでくれてる人おったやん
俺、そんなこと出来やんけど
ほんまに俺でいいの」


「うん、いいよ
一緒にいて 楽しい人がいいから」

とも
「猫柳のこと、これからも大事に致します」


「彼女の次でいいからね」

とも
「もっと早くに 猫柳に出会いたかった
そしたら、猫柳が一番やったはずやのにな」





野田さんのことが、脳裏をよぎった

野田さんも、初めに そんなことを言ってた

浮気性な人の 共通のセリフなのだろうか




きっと、ともも
今の彼女と結婚するんだろうな

ともが、もし 結婚するってなった時
野田さんの時のように
心がズタズタに引き裂かれるのだろうか
引き裂かれたくないな

ハマりすぎないようにしなきゃね


一番になれないことなんて
わかってるから





「愛してるよ、とも
おやすみ」

ジョーカーは、最後まで巡り会えない。

突然、私のお店に来店した
たかみつさんのお話



たかみつさん
「ねえ、ともと会ったでしょう?」


「え、あ、うん。 それが どうしたの?」

たかみつさん
「猫柳と会ったこと
楽しそうに、俺に話してきたよ」


「あー」

ニヤニヤするたかみつさんに
私は 苦笑いで返すことしかできなかった




たかみつさん
「嫉妬」


「ぶっ」

水が入ったグラスを飲んでいたが
予想外の言葉に吹いてしまった

たかみつさん
「汚いよ(笑)」


「どの辺に、嫉妬した?」

たかみつさんが
私と、ともの関係を
どこまで知っているのか分からなかったから
自分の口から余計なことを漏らさないよう
言葉を選びながら質問した



たかみつさん
「二人っきりで会ってること
だから、こうして俺も会いに来たんだよ
話はそれだけ、じゃあ気が向いたらまた来る」

そう言うと立ち上がり
彼は、お金を払って出て行った



今度は いつ、会えるかな。

一時の気の迷いに流されてはいけません。

これが 私から あなたへの愛であって
同時に ささやかな復讐でもあるのです



こんにちは、猫柳です



とも
「ねー、次いつ会えるの?」


「GW 忙しいからね
それ終わったらかな」

とも
「誘ったら絶対来てくれる?」


「日にち合わすこと出来たら
必ず行くよ」



結局のところ
私と ともは セフレ化してしまった



とも
「猫柳、愛してるよー」


「うん、私も愛してるよ」

適正距離、模索中。

自分がだんだん、自分がどんどん
重くなりそうな気がするから
この辺りで 引き返さないとなあ
引き返せなくなる前に



好きだよ、好きだよ

すきだよ

たぶん、勘違いだから





あれ、すきって言えないなあ
言いたいんだけど
言えないなあ

このまま埋もれてしまえばいい。


「風くん、ちょっと相談」

風くん
「ん?」


「この前、友達とヤってしまって
万一、んなことがあっても
ずっと友達でいようねって
約束していたのに
毎日してたラインや電話が
パタリと止んだんだよ」

風くん
「ふむふむ」


「予想できた展開だったんだけど
もっと 割り切ってくれると思ってた」

風くん
「女の人って、セックスしてしまうと
好きでもない相手のことを
好きになってしまいますよね
たしか、それって
ホルモンのバランスが
関係してるとかなんとか」


「あー、なんか聞いたことあるな」

風くん
「そのホルモンが出ているのが2週間
猫柳さん、2週間 空けてから
もう一度 その彼のことを
思い返して、考えてみて?
きっと、猫柳さんにとって
彼は 大切な人じゃないはずだから」


「ありがとう、なんだか彼のことが
どーでもよくなってきました(笑)」

風くん
「じゃあ、今から僕と
ホテルに行ってセックスしましょうか!」


「嫌だよ(笑)」

風くん
「この間は イチャついてきたくせに
嫌ってなんですか、嫌って!
まさに ツンデレです 猫柳さん!」

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