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詳細設定(人間化したブレード達2)

自己満小説の自分用メモ的な詳細設定。番外編やseason2に出てきた対怪人装備の人間化した人達で補完も兼ねてます。追加更新は少ないかと。



・燕暁(えんぎょう)


晴斗の父親・暁陽一の対怪人用日本刀型ブレード・燕暁が人間化したもの。
陽一がゼルフェノア黎明期時代(当時隊長)に活躍した装備で、陽一の退役後はずっと長い眠りについていた。10数年眠っていたらしい。


ブレードの見た目は鼎の対怪人用ブレード・鷹稜(たかかど)に似てリーチが長い日本刀型で鞘があるタイプ。
しばらく使わない間、陽一は紫色の布に丁寧にブレードを包んでいた。

晴斗の恒暁(こうぎょう)とは製作者は異なるが、武器の性質は恒暁と非常に似ている。同じ「暁」の名を冠してるからか?
ちなみに燕暁の製作者は蔦沼長官。晴斗の恒暁は宇崎が製作している。


人間態は恒暁人間態にそっくりだが女性。防弾ベストにプロテクターという出で立ちは恒暁と同じ特徴。
髪の長い美しい女性で、基本的に敬語で話す。見た目年齢は20代前半くらい。

長い眠りについてたが、season2後半で陽一が召集されたことにより→眠りから覚める。属性は光。



・九十九(つくも)


ゼノク特殊請負人(通称:執行人)・泉憐鶴(れんかく)の対怪人用鉈・九十九が人間化したもの。
人間化する対怪人装備の中で唯一、ブレード以外なのはこれ。

通常は対怪人用鉈。リーチは短いが、発動すると衝撃波で攻撃出来るためリーチが長くなる上に雷での攻撃も可能。
人間化する4つの対怪人装備の中で最も攻撃的なもので、憐鶴以外はなかなか使いこなせない癖の強い代物。


人間態はラフな格好のどこにでもいそうな男性。見た目年齢は20代前半。
主の憐鶴にはフランクな話し方をする。飄々とした性格だが、戦闘になるとかなり攻撃的。


鉈状態でも雷は使えるが、人間態になるとより強く雷を使うことが可能。属性は雷。

番外編でちらっと出てたが、season2後半では本格的に参戦。意外とリーダー気質。



燕暁と九十九もどことなく使い手に似ている特徴が。

九十九は特にそれが顕著で、攻撃的なのは主の憐鶴に似たからだと思われる。
九十九の製作者は不明だが、憐鶴はずっとゼノクにいたことからすると対怪人用鉈・九十九の製作者は蔦沼長官説が濃厚。



・特殊請負人補足


憐鶴のメイン装備はあくまでも鉈だが、マルチプレーヤータイプなので臨機応変に装備の使用は可能。憐鶴は近接戦が得意。


協力者の苗代は銃をメインにして戦う。というか飛び道具ならなんでも行ける。鎖鎌や投げ縄も行けるらしい。

同じく協力者の赤羽は肉弾戦が得意なタイプ。
絶鬼戦では援護だったため、得意分野は活かされずに終わる。特殊車両の装置から広範囲にバリアを張ったのは彼。


season2 第9話(下)

採石場では依然として絶鬼との戦闘が続いている。
御堂・晴斗・憐鶴(れんかく)・陽一・北川と憐鶴の協力者の苗代と赤羽の7人は激しい攻防を繰り返してる。

長官の蔦沼は苗代が運転する、憐鶴が乗る特殊請負人用の黒いワンボックスカー内に避難誘導されていた。


車内では立て直しを図る憐鶴がいた。蔦沼は思わず声を掛ける。


「憐鶴、立て直せるか!?」

憐鶴は水分補給している。
「今やっているじゃないですか」


車は幾分離れたところにある。憐鶴は立て直し、激戦地へと向かう。通信が聞こえた。

「御堂さん、同時に行ける!?」
晴斗の必死な声がした。
「行けるけど、2人じゃ足りないだろうが!お前の親父さんと憐鶴の力が必要だ!!」
「やっぱり4つの対怪人装備を同時に使わないとならないのかな」


4つの対怪人装備…。

私の九十九(つくも)・暁親子の恒暁(こうぎょう)と燕暁(えんぎょう)・紀柳院さんの鷹稜(たかかど)のことだ。人間化することが出来る対怪人装備はこの4つしかない。


憐鶴はダッシュした。

「すいません、また戦います!」
御堂は憐鶴に指示。
「憐鶴!お前は陽一のところへ行け!ブレード持った人がもう1人いるだろ?そいつが晴斗の親父さんだ!!燕暁の発動は不完全だ!!憐鶴、お前が発動を触発させろ!!」
「了解」

憐鶴は陽一の元へ。彼女が陽一のブレードを見ると燕暁の発動は不安定だった。
「どうやら4つ同時に使わないとダメなようです。九十九、燕暁に力を分けてあげて」
憐鶴は鉈を陽一のブレードに刀身を合わせた。すると九十九に触発されたのか、燕暁の光が増す。


「こんなことあり得るのか!?」
陽一は驚く。北川から指示が来た。

「4つの対怪人装備が全て発動出来たな。4人一斉に絶鬼に攻撃しろ!!」
4人はそれぞれほぼ同時に絶鬼に攻撃を仕掛ける。援護の苗代と赤羽も驚くほどの威力を発揮している。辺りは衝撃波と轟音が響いている。

絶鬼は4人の猛攻に圧されていた。



本部・司令室。鼎達はメインモニターを観ている。いちかはそわそわしていた。


「なんかすごいことになってるよ…。きりゅさん、座った方がいいって。まだ本調子じゃないんでしょ?」
「あぁ、まだ本調子じゃない…。この戦いを見届けなければならないんだ…!」

鼎は断固、座ろうとしない。宇崎は優しく促した。

「また倒れそうになったらどうすんの。座った方がいいよ。和希達はお前らの思いを受け止めて戦ってるから」
「そうだな…」

鼎はようやく座る。


彼女には伝えてないが、宇崎は密かにゼノク医療チームを本部隣接の組織直属病院に呼んでいた。最近の鼎の様子から察するに、彼らに診てもらう必要があると判断したから。


「きりゅさん!たいちょーがやられてるよ!!」
「いちいち騒ぐな…!和希はなんだかんだやり遂げる男だ、諦めるわけがない」


鼎は若干調子悪そうだが、いちかに反発した。
いちかは鼎を見る。顔は白いベネチアンマスクで隠れているが、なんだか辛そうに見える。


宇崎は迷った。加賀屋敷を呼ぶべきか…?



採石場では4人がそれぞれ対怪人装備の特性を活かし、入れ替わり立ち替わり攻撃。
御堂はいきなり叫んだ。

「装備を人間化させるぞ!!」
「御堂さん、鷹稜人間化出来たっけ!?」
晴斗は御堂を見た。本来なら鼎にしか出来ない鷹稜人間化。鷹稜の本来の使い手は鼎だからだ。

「そんなんやったことねーよ」
御堂さん、当てずっぽうで言いやがった〜!


御堂は鷹稜に声を掛ける。
「鷹稜起きろ!お前が人間化しないと倒せねーんだよっ!!鼎も願ってる。頼むから!」

他の3人の対怪人装備は人間化したが、鷹稜だけブレードのまま。
人間化した燕暁が近づく。

「鷹稜、起きて下さい。今は主がどうとか関係ありません。世界滅亡の危機なんですよ」
九十九と恒暁も声を掛ける。

「いつまで寝てんだ、起きろ」
「今ここで協力しないといけないのにな。垣根を超えて」


九十九の言葉に鷹稜が反応。鷹稜はようやく人間化する。御堂は呆れ気味に呟いた。
「やっと起きたか。この過保護野郎」
「悪態つかないで下さいよー」


対怪人装備が人間化したことで戦力は倍に。人間化した装備には属性があるらしく、九十九は雷を操り・鷹稜は幻術を使う。恒暁と燕暁は光。


装備の使い手は銃火器などサブ武器を使ってる。御堂は鷹稜に命令。
「大規模な幻術使えるか!?」
「イリュージョンならお任せを」

鷹稜は採石場をステージに見立てて、大規模な幻術で絶鬼を翻弄。九十九は雷を使い、一気に攻撃。
恒暁&燕暁は浄化の光を使う。そこに御堂と憐鶴が銃で畳み掛け、陽一は弓矢で攻撃。


絶鬼は人間化したブレードと鉈の凄まじい反撃に遭い、ついに膝をつく。
「なんなんだよ、お前らは!」

「負け惜しみか?絶鬼。負けを認めたらどうなんだよ」
御堂が銃口を突きつけ、呟いた。


人間化した対怪人装備に圧倒的に敗北する絶鬼。御堂はまだ負けを認めようとしない絶鬼にとどめを刺した。

銃声が鳴った。


「面倒な敵だったな。帰るぞ」
御堂はいつものぶっきらぼうな言い方に戻った。人間化した装備達も元に戻る。


御堂は鷹稜に優しく話し掛けた。

「鼎のところへ戻れるぞ」


憐鶴は車内にいた蔦沼に話し掛けた。

「とりあえず本部に行きましょう。右腕の義手の損傷が激しいですが…」
「右腕は使い物にならないから修理か義手ごと交換かな」

蔦沼はダメージを受けてない左腕の義手を眺めてる。



本部では絶鬼を倒した一報を聞いて喜んだ。

「たいちょーカッコいい…」
「いちか、だからやり遂げる男だと言っただろ。あいつはそういう奴だ」

鼎の話し方は相変わらず冷淡だが、どこか優しい。



絶鬼を撃破したことで、震源不明の地震はぱたりと消えた。



やがて本部に御堂達が帰ってくる。


「和希!心配したぞ…」
鼎は思わず御堂に駆け寄る。御堂は鼎をそっと抱きしめた。

「心配かけて悪かった」
「悪くないだろ…。これで本当に全部終わったんだよな」

御堂は鼎の頭を優しく撫でる。彼女の顔は仮面で見えないが、どこか嬉しそう。


宇崎はこんなことを呟いた。

「ひとまず終わったけど、組織はこのままだ。ま、今は宴をしてもいいんじゃないか?」


いちかは御堂にちょっかいかけてきた。

「たいちょー、前より大胆になってるよ〜。きりゅさんと人前で抱きしめるなんて今までなかったのに」
「いちか!余計なこと言うな!こっちは嬉しいんだよ!」

「あら、ごめんなさいね〜」
いちかはからかいながら楽しんでる。


暁親子が2人揃って本部に来るのは初めて。


「父さん、本部久しぶりなんじゃないの?」
「久しぶりだよ。だけどね、北川と宇崎がいるからなんだかブランク感じないなぁ」

陽一は呑気。


憐鶴達も姿を見せる。

「お。執行人一同帰ってきたか」
「司令、その呼び方やめて下さい」

憐鶴は任務を終えたのでフードと仮面を外してる。

「お前らはどうすんの?すぐに戻るのか?」
宇崎はフランクに話し掛ける。
「まだ戻れないですよ。後始末がありますから」


後始末?


憐鶴は淡々と続けた。

「裏の人間には裏の人間なりの事情があるんです。ゼノクに戻るのはその後になりますよ」


一時的に表の人間になっていたじゃんか、お前…。



絶鬼戦は予想外の方向に進み、幕を閉じた。これでようやく全て終わったことになる。





第10話・最終回へ続く。


無題


話題:おはようございます。
昨日の拍手15個ありがとうございます。昨夜のゲトレ、バッドエンドでしたな。いい感じに後味悪い。
回想に出てきたスペード(日向くん)の制服姿が眩しかったけど。スペードの経歴ってちょっと異質?高校中退する前後にチームに能力買われてスカウトされたのか?

大学病院サイドでも院長がついにあの医者に釘を刺したな。大学病院辞めた人間の情報を警察に売った=機密情報漏らした=院長からしたらこいつは裏切ったとなるからねぇ。
院長の娘が婚約者だから仮面ドクターズが気になるけど、婚約者のこともあるし板挟み…的な?


次回、エースの過去回か。

やっぱり剣持院長と因縁あったか。5話の回想でちらっと出てきたあのエースの真相が明かされるわけね。


ゲトレの前番組のつぶれない店に番宣でゲストで出てたの知らなくて、番組終了約10分前にチャンネル変えたらしれ〜っと日向くんが出てた。

気づいてたら滅多に観ない番組も見てたのだが。


日向くん若手俳優だからゲトレ放送中はしれっと推してんのかもしれない。知ってる人はライダー俳優だとわかるのですが。

知らない人からしたら、「誰?」…ってなるんだろうな〜。


仮面ライダーライブって、リバイスでは2号ライダーよね。
本編で変身した順番、リバイ&バイス→ライブ(エビル)→ジャンヌだったもんな。ジャンヌの前にデモンズ来たかすんごい微妙だけど。


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