隗:「神様でも豆蒔いたりするの?」
急に何を言い出すかと思えば。
隗斗:「あぁ」
隗:「誰が鬼役?」
夜兎:「鬼はいませんよ…」
械:「神々の世界では清めるんですよ。心も体も…一切の厄を払うんです…」
人界みたいに鬼役をやるのはいない。豆蒔きは確かにするが、一種の習慣みたいなものに近い。
隗:「へぇ。てっきり、弄りたい相手にぶん投げるのかとばかり…」
隗斗:「…」
夜兎:「…」
ちょっと…
ド腹黒作者さん。
今の言葉は聞き間違えでしょうか。
『弄りたい相手にぶん投げる』と聞こえたのですが…
隗:「でも、大変だよね。神様は…」
械:「何がですか?」
隗:「年齢の分まで食べないといけないじゃん。大豆を!つまり、隗斗の年齢が推定して五千歳越えたぐらいだし。械や夜斗も三千歳越えてるでしょう…」
隗斗:「いらん事に頭を回転させるな。頼むから、今考えている事を口にしないでくれ…」
何となく解った気がする。
械:「楽しそうですね、それ…」
隗:「でしょう!!!」
械:「節分プレイですか。今度、ペット(愛人)で試してみます…」