スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

無題

九月も半ば過ぎようとする秋の季節。
涼しい風に髪を靡かせ、私は思うのであった。今年も色々とせかせかしい時期だったなっと。

可笑しな話だ…

毎年毎年、同じ事を思いながら静かな時間を過ごしているのだから。
私は紙に走らせていた万年筆を止める。


「んー…良い香りですね」


何処からともなく匂ってくる紅茶の香りに鼻をクンクンさせた。
間違っていなければ、ハヅキが紅茶を淹れているのだろう。仄かな笑みを浮かべ、私はまた万年筆を走らせてた。
最近は趣味である詩をちょくちょくと書く様にした。

天神界に居る頃より捗るのは多分…


「んっ、ウリエル?」


彼のせいかも知れない。


「寝てて構いませよ…」


「確かに眠くなるぐらい涼しい季節にはなったが、ソナタの楽しんでいる姿を見たら寝ているのが勿体無くなった…」


「私、そんなに楽しそうですか?」


「あぁ」
続きを読む
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2013年09月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30